日記_20181209

2018年12月7日

ひさしぶりに三ノ宮でぶらぶらする。昼過ぎにサヴォイでカレーを食べて、ジュンク堂をぶらぶらして、ミント神戸で『ヴェノム』を見る。31歳の誕生日ということでゆっくりと穏やかに過ごせた。

肉体の悪魔』を一気に読んだ。共感する部分としない部分があって。エモーショナルだと感じたのはマルトと結ばれたところだった。いや、全編に渡ってエモい。それを分析している俯瞰の目もある。いわゆる心理というやつ。それが恋愛によって尖りきっている状態を描写している。

夕食は天一スープ鍋。

 

2018年12月8日

部屋をなんとなく整理する。

夜にパソコンで『美しさ故に』を見る。この年代の映画が一番好きだ。だが、無字幕で見たらさっぱり分からない。古典映画は台詞が多い。それは早さなんだと思う。視覚的に弱くても、とにかく語りを優先している。

平山夢明の『ダイナー』を読み始める。アクション映画のような感覚だ。

深夜にYouTubeで松野さんのライブを見る。

夕食はお歳暮のチャーシュー。

 

2018年12月9日

神戸映画資料館で『詩人の血』と『オルフェ』などを見る。

『詩人の血』は手法が先にあって断片的な感じがする。何かを紡いでいっているが、貫いているものがいまひとつ弱い。

『オルフェ』は「映画」という感じだった。多様されるアナログな手法が面白くて昔の特撮映画を見たように感覚があった。車からワンカットのパンで車外というショットは度肝が抜かれた。少し眠ってしまったが、話の大筋は分かるように出来ていて。なんというか生身の人間がやるって大事だなと。ファンタジーでも説得力が違う。生身感がある。

三ノ宮をちょっと寄ったら人だらけでほか弁で弁当を買って帰る。

夕食はのり弁当。