20230620

6月14日(水)

日記を書く。基本的に1週間の出来事を1回で一気に書いている。もっと、頻繁に振り返ってもいいかもしれない。どんどん、味気なくなってきている。

ブライアン・ユズナの『デンティスト』を日本語吹き替え版で見る。ブライアン・ユズナスチュアート・ゴードンの弟子(?)ぐらいの認識しかない。割と見てるのに、全く思い入れがない。だけど、今回の『デンティスト』は、そこそこ面白かった。生理的嫌悪に訴えかけるような歯の痛みがねちっこく描かれていた。続編の『キラー・デンティスト』も持っているので見てみようと思う。

 

6月15日(木)

ハーモニー・コリンが見たくなって、家で『ビーチバム』を見る。なぜかミュージックビデオを見ているような気分になった。劇場公開の時に一緒に見たT君の感想が「睡眠薬を飲んで、感情の起伏がなくなった感じ」というのを思い出す。

寝る前に自分の日記を一気に読み直す。Twitterに書いてすぐに消したが、なぜか泣いてしまった。自分という人間が少しでも客観的に浮かび上がったからか。ほんと、どん底の時に書いていた。就活の話ばかり書いているが、誰が読みたいんだよ。赤裸々すぎる。日記だと自分が今までに会った人のことばかり書かれていて、意外と人のことが好きなんだなとか。色々なことを思った。

 

6月16日(金)

U-NEXTで『希望の灯り』というドイツ映画を見る。めちゃくちゃ良かった。このちょっとしたことで、日常が楽しくなる感じものすごく分かる。人を好きになるとか、本当にちょっとしたことで、何もかもが好転することがたまにある。職場の人との何気ないやりとりなど、日常にちょっとした喜びを見出すだけでいいのだ。ちょっとしたこで日常は楽しくなってくる。

 

6月17日(土)

職場で健康診断があった。初めてバリウムを飲んで変な台に乗ってぐるぐる回る。

家に帰って、元町映画館で『凪の憂鬱』を見に行く。正直に言うと、佐々木詩音君が出てくるまでうつらうつらしたりしていたが、こういう手作り感溢れる自主映画を見るのが最近楽しい。映画を作ることを楽しそうに撮っていたのが一番良かった。

 

6月18日(日)

今週も終了。

疲れているのに、ポール・シュレイダーの『カード・カウンター』を見る。

こういうものの方が自分は映画より好きなんだと思う。なぜかグッときたのが、最後で主人公は自分から選んだように見えて、実は相手に選ばれているというくだり。『魂のゆくえ』でもあったが、最後にアマンダ・セイフライドが訪ねてくることによってイーサン・ホークは救われる。この映画だと、最後にタイ・シェリダンを救ったように見えて実は違う。肝心なことは自分ではなく向こうが選んでいるというのがすごく任侠映画っぽいし、不可抗力な感じがとても身につまされるのだ。

 

6月19日(月)

朝早めに起きてすき家にベーコンエッグ定食を食べに行く。卵を頼んで卵かけご飯にベーコンエッグを乗せて食べたら美味しかった。

それから、Planet+1に『サリヴァンの旅』を見に行く。金持ちが冷やかしに貧乏を体験する、というジョン・ランディスの『大逆転』のようなあらすじで、最終的にガチでヤバい目にあって肝を冷やしてヒューマニズム(?)に目覚めるというオチ。自分には、それでもぬるい映画のような気がして全然面白くなかった。

続けてTOHOシネマズ梅田で『テリファー 終わらない惨劇』を見る。結構、前半はうつらうつらしてしまったが、思ったより面白かった。容赦なく人がぐちゃぐちゃになっていくのが良かった。

 

6月20日(火)

今日もすき家にベーコンエッグ定食を食べに行った。

それから、すぐに家に帰ってひたすら寝ていた。休日になるとなんでこんなに眠いのだろう。