映画と家の日記 その他①

火曜日

家に帰ってごろごろしていると19時になって、ロフトプラスワンのイベント『遂に対決!ロメロvsフルチ!』をツイキャスで見る。前回のジャン・ローラン、去年のマリオ・ヴァーバと言い毎回見ているような気がする。今回、後半になって若手のヒロシニコフさんが頑張っているのが良かった。最後の方で、ヒロシニコフさんが映像を紹介していて誰も知らないようなホラー映画の映像ばかり。ジャーマンゴアは正直あまり好きではないが、個人的に好感を持てたので応援したい。イベント自体も和気藹々とやっていて、今回は特に面白かった。

食事してまたスペースをする。Tさんが神戸発掘映画際に『嘲笑』と『ウーマン』を見に来るらしくて会おうと約束する。

 

水曜日

家に帰って、アーウィン・アレンの『スウォーム』を見る。蜂が大量発生するパニック映画。マイケル・ケインが主演で、脇にキャサリン・ロスリチャード・ウィドマークが出てるオールスターキャストの超大作だ。最初の方で異様に眠くて途中で何度も寝落ちするが目が醒えて来たら意外と楽しめた。打つ手打つ手がことごとく失敗するのがいい。遂になんの策もなくなって街ごと蜂を焼き払うという地獄絵図になるが、万策尽きても感情を見せず次の手を考え続けるのが良かった。最後に希望が見えて、マイケル・ケインキャサリン・ロスが肩を抱き合いながらエンドクレジットという控えめな終わり方が良い。

食事してまたスペースをする。なぜか長くやっていて深夜まで喋っていた。話題は山形のことからヴィム・ヴェンダースの最近の映画のことなど。

 

木曜日

家に帰って、ルイス・A・ベルデホの『ネスト』を見る。ケヴィン・コスナー主演のホラー映画で、田舎に引っ越してきた親子の話。話があまり頭に入ってこず、いまいち乗れなかった。最後にケヴィン・コスナーが洞窟でモンスターに追いかけられたりするのはちょっと笑ったが。父親を演じるケヴィン・コスナーは、相変わらず優しくて誠実そうだった。

最近、『1日1本、365日ホラー映画』という本で紹介されている作品をよく見ていて、この映画もその本で知った。良著で、今はこれを参照しながらホラー映画を掘っている。

その後、山形ドキュメンタリー映画祭のオンライン飲み会に参加する。スペチャという機能がいまいち分からず使いこなせていなかったが、なんか香味庵の雰囲気はちょっと味わえた。

 

土曜日

休日なのに雑用ばっかりやっていたような気がする。

木曜日と金曜日の日記が溜まっていたので書きつつ、動画ファイルをISOに変換する作業をする。動画ファイルの変換でパソコンに不可をかけすぎて電源が落ちてかなりびっくりする。なんとか復旧させて、変換作業を再開するが結局6時間ぐらいかかってしまった。日記はすぐに書き終わったけど、これでいいのだろうか。

次にVHS一体型HDDプレイヤーを修理に出すために郵便局に持っていって郵送する。もうこの機種を使って10年ぐらい経っていて、1000本以上のVHSをデジタル化している。そろそろ本当に寿命かもしれなくて、買い替えたりした方がいいのかもしれない。

19時ぐらいから何か映画を見たくなってミランダ・ジュライの『さようなら、私のロンリー』を見始める。気が付いたらほとんど寝てしまって最初からまたみるなどしてかなり時間を食ってしまう。結局、途中で止めて明日に続きを見ることにした。

食事して寝る前にまたオンライン香味庵に参加する。山形ドキュメンタリー映画祭の映画はほとんど見てないのに。

 

日曜日

昨日途中まで見かけだったミランダ・ジュライの『さよなら、私のロンリー』を見る。なんで女同士がキスして終わるのかさっぱり分からないし、本当にどうでも良かった。わざわざお金を払ってみたことに後悔したし、描かれていることに本当に興味がない。

昼の13時過ぎからの山形ドキュメンタリー映画祭の『午後の景色』を見る。全然、映画は悪くないのだけど景色映画ということで、寝てしまう。この手の映画は劇場で見たほうがいいと当たり前に思う。ところどころで韓国語で出る日常の思いを綴ったテロップが好きだった。

そのあと、『メインストリーム』について何か書けないかと悩んでいたが何も書けなかった。そもそも、この映画のことをポジティブに捉えてないのだろう。書く映画を決めることからまた始めないといけないかもしれない。

夜にまたオンライン香味庵に行ったらNさんがいて、ひさしぶりに少し話した。